
例えば豪ドル円で投資をした時、決済後は必ず「円」で受け取らなければならないと思っていませんか?
業者によっては外貨のまま受け取れる方法があるんです。
現受けとは
例えば1豪ドル=100円の時に、100万円の証拠金で2万豪ドルを買ポジション持ったとします。
2万豪ドル建てるには・・・・
100円×2万通貨=200万円が必要です。
つまりレバレッジ2倍で運用をはじめています。
ところがその後・・・・・・
1豪ドル=70円まで下がってしまいました。
70円×2万通貨=140万円
200万円-140万円=60万円・・・・・
つまり100万円の証拠金の内、60万円失っています
かなりきつい状況です。
この後為替レートがより下がれば、証拠金不足の連絡がきて、必要な金額の入金、つまり追証ができなければ強制決済の可能性がでてきます。
ここで・・・・・・・・
オーストラリアで長期の旅行を計画していたあなたなら!!
豪ドルのまま引き出すのはいかがでしょうか?
>1豪ドル=100円の時に、100万円の証拠金で2万豪ドルを買ポジション持った
100万円の証拠金を預託して
つまり、2万豪ドル建てるには200万円が必要だった訳です。
そういった契約です。
後、100万円を追加すれば2万豪ドルを受け取ることができるというもの。
現地で外貨のまま使う訳ですから為替リスクなど一切関係がないわけです。
ただし・・・・・
お察しの方もいると思いますがレバレッジが高すぎるととてもじゃないけどお金が足りません。
100万円の証拠金を預託して
5万豪ドル建てるには・・・・
100円×5万=500万円が必要です。
追加400万円はなかなか厳しいでしょう。
為替ヘッジの現受
そもそも外国為替先物は将来のリスクを限定するために行っている側面があります。
二つの事例を見てください
2月1日100万ドルを1ドル=100円で新規買い
10月1日100万ドルを1ドル=120円で決済売り
その差
20円×100万ドル=2,000万円の売買差益
2月1日100万ドルを1ドル=100円で新規買い
10月1日100万ドルを1ドル=120円で受け渡しを依頼
そもそも、100円で100万ドルを買うという話なので
100円×100万ドル=1億円で100万ドルを用意できます。
これが何かというと、
もし、円安に進んだ1ドル=120円の時に急にドルが必要な場合1億2千万円が必要で、調達コストが2千万円も多くかかってしまします。
なので、あらかじめ事前に為替をヘッジ(リスク減)して先の時点で購入していたという訳です。
為替の世界は奥が深いですね~
こんな感じに華麗に自分の資金も運用したいですね!
それでは、スワップ運用を本格的に検討中の方は、
実際にスワップ運用をしている管理人が気がついた口座選びのポイント記事をご覧ください!